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2人と1匹が、一緒に暮らし始めた頃の物語。
当時書かれたものなので、今とは色々違うところも…。


 これまでのお話→【1】

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いよいよ、おにーちゃんとおねーちゃんと世良、同居の始まり…。


『世良クンと僕』 【2】


2005年1月8日


彼女は実家から東京まで、車に世良クンを乗せてやってきた。
新幹線では鳴きわめいて他の乗客の迷惑になってしまうから。

世良クンは、こんなに長く車に乗ったのは初めてで、
着いた先は見知らぬ家、
さらにワケのわからない人間が一人いるのだから
ずいぶん怖かったのだろう。
昼過ぎに到着してから夜まで、ひっきりなしに鳴き続けた。



20070407225503.jpg



安全な場所を探しているようだが、まだ家具もろくに揃っていない家の中に、
そうそう猫にとって安全な場所などありはしない。
彼女に抱かれている間は少し落ち着いているが、
それでも怖そうに鳴くことをやめない。

あまりにかわいそうなその様子に僕はすっかり同情心をかきたてられ、
「世良クン、大丈夫だよ怖くないよ」となでてやろうとするが、
僕がそばに行くと世良クンはますますパニックを起こし、
彼女には「アナタあんまり近寄らないでちょうだい」と言われた。
し、新婚しょっぱなだというのに…。

まあ「アナタだけ2階で寝てちょうだい」などと言われなかっただけマシか…。



20070407225508.jpg



僕が立ち上がったりしゃべったりすることがとても怖いらしい。
世良クンは『知らない場所』よりも、『見知らぬ動く物体』のほうこそ
怖がっていると彼女が言う。

いやそんなことはないんじゃないかと僕は思った。
車で長旅して知らない家に連れてこられたのだ。
猫は家につくって言うし、パニック気味になるのは当然のことだ。
かまってみたくて近寄ろうとするが大声で鳴いて逃げ回るし、彼女にも怒られた。

そのうち僕は引越し作業の疲れでうたた寝をしてしまった。


                     つづく



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