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2人と1匹が、一緒に暮らし始めた頃の物語。
当時書かれたものなので、今とは色々違うところも…。


 これまでのお話→【1】【2】【3】【4】【5】

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引越し後、最初の週末。おにーちゃんが会社に行かなくて、世良は…?


『世良クンと僕』 【6】


2005年1月16日


まだまだ物が揃っていないので、
土曜日は彼女と二人で一日買い物をしてまわった。
新婚夫婦が二人で出かけて何が悪い。
いつもいつも世良クンに彼女を貸してあげるわけにはいかないのだ。

さて、引越し以来初めて独りぼっちにされた世良クンは、
僕の目で見てもはっきり分かるほどに、すねていた。

まあ、たまにはいいだろう。
ちょっとだけ世良クンに反撃した一日。



20070504000241.jpg



翌日曜日は一日中家にいた。
世良クンは戸惑っているようだった。
前日独りぼっちだったし、おねえちゃんに甘えたい。
なのに今日もこいつはおねえちゃんと一緒にいるらしい。

甘えたい、怖い、甘えたい、怖い…。

とうとう寂しさが勝ったらしく、僕がいるにもかかわらず
世良クンはカーテンから出てきて彼女のひざに乗った。
僕もなでてみる。

世良クンは逃げこそしなかったけれど、僕の方を見てニャーと鳴いた。
彼女に甘える声とは明らかに違う、ちょっと威嚇するような、
まだ認めてないぞ、と訴えてでもいるような。



20070504000844.jpg



じゃあ触らないよ、と彼女と話し始めると、
世良クンは彼女のほうに顔を向けてひざで落ち着いているように見えた。

しかし彼女いわく、耳がまっすぐ僕のほうを向いているらしい。
言われてみればなんだか耳の形が変だ。
ぐいっと後ろ向きに伸びている。器用なもんだ。

つまり僕が急に動いたりしたらすぐに逃げれるように警戒しているわけだ。

一緒に暮らし始めて一週間、
いじめるどころか大声すら出さないように気を使っているというのに。

こんなにおとなしい僕の、一体どこが怖いというのか、失礼な奴め。


                     つづく



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