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2人と1匹が、一緒に暮らし始めた頃の物語。
当時書かれたものなので、今とは色々違うところも…。


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おにーちゃんと世良、すっかりなじんで…?


『世良クンと僕』 【11】


2005年3月10日


暮らし始めて2ヶ月もすると、
世良クンはけっこう僕にも甘えてくるようになった。
しかし世良クンと僕は、二人っきりでいる時間はほとんどない。

彼女は名古屋からお嫁に来て、
こちらには友人も親戚もまったくないため、
彼女だけが出かけて僕が家にいるということがないのである。

だから僕と世良クンの二人っきりの時間は、
彼女がお風呂に入ってる間くらいのものだ。
世良クン、風呂あがりは僕にもよく甘えてくる。



20070604230245.jpg



それにしても、甘えてくる猫ってかわいい。
ごろごろ、すりすり…僕を見上げるその目はなんてかわいいんだろう。

今まで外でしか猫を見たことがなくて、
猫って何を考えてるのか分からない、冷めた目の印象しかなかった。
でも寝てる姿はかわいいよね、なんて思ってたんだけど
そんなものじゃない。

たしかに猫の寝姿はとてもかわいくてなごむけど、
僕を見る世良クンの目や顔つきが、ぜんぜん変わってきて、
すごくかわいい。



20070605000509.jpg



「猫のほうも好きな人を見る目は特別ですごくかわいいよ。
だから飼い主はみんな、『うちの子が一番』になるの。」とは
彼女の名言だけど、
僕にもその意味が今はっきりと分かってきた。

最初の頃は「なんだよこいつ」という目だったのに、
今はその目に愛情がこもっている。
なんてかわいいんだ…と感動していたら、彼女が風呂からあがってきた。

あら…すぐ行っちゃうの?
もう彼女にべったりこだ。

「今すごく世良クン俺に甘えてたんだよ、ほんとにかわいい目をして…」

あ、あれ…?その目が急に冷たくなった?



20070605001613.jpg



(僕がお前に甘えてたなんて、余計なことおねえちゃんに言うなよ~)
という目である。

「ほんとにかわいかったんだよ、もうごろごろすりすり…」

(うるさいな~。僕はおねえちゃん一筋だぞ~)

もうその目には一かけらの愛情も感じられない。
なんて見事な変わり身なんだ…。

とても僕には真似できない。


                     つづく



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