ようこそ!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
2人と1匹が、一緒に暮らし始めた頃の物語。
当時書かれたものなので、今とは色々違うところも…。


 これまでのお話→【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】【14】

******************************

おにーちゃん、だんだんお仕事忙しい時期になってきました…


『世良クンと僕』 【15】


2005年4月8日


残業のあげく、線路に酔っ払いが入ったためなどという
ダイヤの乱れに巻き込まれ、1時間以上も待たされた。


やっと家に到着すると見事な午前様。
起きて待っていてくれた彼女と共に、
ようやく就寝したのは3時頃だったろうか。



20070703214451.jpg

            この子は寝ながら待ってた。


幸いにも翌日は土曜であった。
でも昼まで寝ていられる…というわけにはいかず、
9時過ぎに騒ぎまくる世良クンに起こされた。

僕も彼女もその日はなんとなく目が冴えてしまい、
どうにも睡眠不足な一日を過ごすことになった。

いつもなら7時にごはんがもらえるところを
9時過ぎまで待ってくれるのだから、
世良クンはかなりいい猫なのだろう。
彼女の実家の猫たちのように、朝の4時から大騒ぎする猫もけっこう多いと聞く。

それに比べれば、あまり食に執着のない世良クンはずいぶんおとなしいのだ。
仔猫の頃からさほど食べることに執着しなかったそうで、
そのせいなのだろう、世良クンはオス猫にしてはかなり小さい。



20070528221217.jpg

     当時はほんとに、小さい子だったんです。今じゃこんなだけど。


なかなかごはんをもらえなくてお腹のすいた世良クンを責めるのは酷というものだ。

そう分かってはいてもやはり、いやみの一つは言いたくなって、
彼女と二人して、「世良が起こすから~~~眠たい~~~」と責めてしまった。


すると翌日、世良クンが静かだった。
なんと11時、僕たちはやっと起きたのだが、
世良クンはニャンとも鳴かずにひたすら待っていたのだ。

普段なら人が眠りから覚めた気配がすると、
ニャンニャンと枕の周りを歩く世良クンが、
僕らがあくびをしはじめてもなお、一声も発しない。

でも部屋に置いてある爪とぎをバリバリと使い始めたりして、
ちょっとアピールはしてるらしい。


少し文句を言ったらひたすら静かにして人を寝かせてくれるなんて、
自分がお腹すいたのに我慢してくれるなんて、
なんていい子なんだろう。

すっかり感激した彼女は世良クンを褒めちぎってごはんをあげ、
ついでに朝から散々なでて遊んで、かわいがってあげたらしい。


世良クンの行動を見てるとけっこうあんぽんに見えるんだけど、
ずいぶんと人間の言葉が理解できるようで、ちょっと感心する。
僕も少しは猫語が分かるようになってきたけど、
世良クンの人間語の理解力には遠く及ばないのではないだろうか。

負けられない。


                     つづく



  ↓ そろそろライバル心が芽生え始めてる、おにーちゃんにポチ。


我慢してたの。世良に1票クリック!

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。